早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)に行ってきました

2023年5月10日(水曜日)

皆様、ゴールデンウィークはどのようにお過ごしになりましたでしょうか。

私は、連休中に以前から行きたかった早稲田大学国際文学館(村上春樹ライブラリー)に行ってきました。村上春樹氏については以前にもこのブログで書いたことがあります。(ピーターキャットのこと

早稲田大学の正門から入ってすぐを右手に折れ、1分ほどで真っ白な建物があり、一見カフェのようでちょっとわからなかったのですが、係の方に尋ねてみるとそこが目指す村上春樹ライブラリーの地下1階の出口でした。

階段を登り1段上の1階エントランスから建物に入るとすぐに先程の地下1階に降りて行く階段があります。その両側の壁が天井まで伸びる書架になっていて、おそらく村上春樹氏の蔵書と思われる書籍が並んでいます。階段の左半分は腰掛けて本を読めるようになっています。階段を降りた地下には大きなオブジェがあり、ラウンジ、カフェがありました。

1階にもどりエントランスから見て階段の左手には氏の著作が翻訳なども含めてずらっと並んでいます。その奥からぐるっと回って階段の右手に行くとオーディオルームがあり、ソファーが置かれ、ゆったりとした空間にジャズが流れています。このオーディオシステムも村上家と同じもののようです。

地下1階、1階、2階と館内を散策し、あとは氏の蔵書の中から私が今後読んでみたいと思った本を携帯アプリに記録しました。

村上氏の蔵書はそれほど特殊な本が多いわけではなく、心理学の本、食べ物やアルコールに関する本、音楽の本、江戸を扱った本などが目立ちました。

村上春樹氏のファンの方は多いと思いますが、ファンの方は一度行ってご覧になるのが宜しいと思います。予約外でも入れるようですが、定員が決められているので、ホームページ(https://www.waseda.jp/culture/wihl/)から予約をするとスムーズに入館できます。

ChatGPTって何?人工知能が自然言語を理解する最新技術について

2023年2月27日(月曜日)

こんにちは!今回はChatGPTを紹介します。

まず、ChatGPTとは何かについて説明します。ChatGPTは、OpenAIによって開発された大規模な言語モデルの1つです。このモデルは、自然言語処理タスクにおいて高い精度を発揮し、人間のように文章を理解し、自然な応答を生成することができます。

ChatGPTは、様々な分野で活用されています。例えば、カスタマーサポート、チャットボット、自動翻訳、文章生成などです。また、ChatGPTを用いた自然言語生成技術は、新しい文芸形式やゲームの開発にも応用されています。

ChatGPTは、大量のデータを学習することによって高い精度を発揮します。これによって、ChatGPTは人間に近い自然な応答を生成することができます。ChatGPTは、人間のように文章を理解し、意味を理解して応答することができます。

ChatGPTは、今後ますます多くの分野で活躍することが期待されています。ChatGPTを用いた自然言語処理技術の進歩によって、私たちの生活がより快適になることが期待されます。

以上が、ChatGPTについての簡単な紹介です。ChatGPTの可能性は無限大であり、今後ますます多くの人々に利用されることが期待されます。

実は、種明かしをしますと、ここから上の文章はChatGPTに「chatGPTについて紹介するブログを作って」と入力してその結果返ってきた文章をはじめの一節のみ「こんにちは!ChatGPTについて紹介するブログについてお手伝いします。」から「こんにちは!今回はChatGPTを紹介します。」に書き換えただけの文章です。タイトルも「上の文章のタイトルを考えて」と入力して得られた返事「ChatGPTとは?自然言語処理技術の未来を担う言語モデルについて」が少し硬いので、「もう少しわかりやすく」と入力して返って来た答えのままです。

それからタイトルの絵もDall-EというAIに「surrealistic oil painting introducing chatGPT」と入力し作ってもらったものです。

ここまで診療前の15分間ほどでできました。

すごいと思った方は、下の動画がめちゃくちゃわかりやすいのでぜひご覧になって下さい。

バート・バカラックを偲んで

UNSPECIFIED – CIRCA 1970: Photo of Burt Bacharach Photo by Michael Ochs Archives/Getty Images

2023年2月12日(日曜日)

軽妙なフリューゲルホーンや流麗なストリングスのサウンド、洗練されたコード進行による数々の名曲を生み出した、20世紀のポピュラー音楽の巨人、バート・バカラックが2月8日に94歳でご逝去されました。

以前にもこのブログでバカラックを取り上げたのですが、気がつくとすでに10年になっていました。(https://yokozukanet.wordpress.com/2019/11/03/バート・バカラック%E3%80%80アルフィー/

ご冥福を祈って、一曲アップしようと思います。

Alfie, Close to You, Do You Know the Way to San Jose, I Say a Little Prayer, I Never Fall in Love Again, The Look of Love, Raindrops Keep Fallin’ on My Head, Walk on Byなどなど数多くの名曲の中から、どの曲にしようか大変迷うところではありますが、再度、Alfieの動画をアップさせていただきます。

初めの動画はAlfieが作られた1960年代Cilla Blackのヴォーカルによるもので、ピアノを弾きながら指揮をしているのが若き日のバカラックと思われます。

2番目の動画はバカラック84歳時の自作自演の動画です。

それぞれに素晴らしい演奏だと思います。

2つの動画を並べてみて私は人生がとても短いものだと感じました。皆様はいかがお感じになるのでしょうか?

バカラックには先にも上げましたようにAlfie以外に数々の名曲がありますので、この際、YouTubeをBurt Bachalachと検索して、色々な曲をお聞きになってはいかがでしょうか?

ラフマニノフ生誕150年

2023年1月9日(月曜日)

新年あけましておめでとうございます。

コロナ禍も3年近く経ちますが、未だ終息の見通しが立たない状態が続いております。皆様におかれましてはくれぐれも感染にご注意ください。

そんな中、作曲家ラフマニノフが1873年4月1日生まれですので今年が生誕150年に当たります。

ラフマニノフといえばヴォカリーズ(正確には「14のロマンス」第14曲、作品34の14)が最も有名な曲かもしれません。

ラフマニノフの曲は上の動画でもお分かりいただけるように、とてもロマンティックで現代に住む我々の憂愁といった感情を表現してくれているようでとても身近に感じる作曲家です。

もう一つ彼の有名曲といえばピアノ協奏曲第2番があります。これはデビッド・リーン監督の「逢い引き」という映画で使われ有名になりました。次の動画はピアノのヴィルトゥオーソでもあったラフマニノフの自作自演の録音です。

個人的にはピアノ協奏曲3番の方が好みです。特に曲の冒頭、たった2小節のオーケストラの前奏に導かれてピアノがユニゾンでテーマを奏でる部分のつぶやくようなとても内省的な感情がとても好きです。(譜例)

20世紀の大ピアニストウラディミール・ホロヴィッツによるこの曲の演奏です。彼はこの曲を「私の曲」といっていたそうです。

おそらく自分のために過去の名曲を編曲したパラフレーズ物もとても素敵です。次の動画はビゼーの「アルルの女」第一組曲からメヌエットをラフマニノフが編曲したものです。

また、逆にラフマニノフの曲を他者が編曲したものにも大変良い曲があります。次の動画はラフマニノフの「6つのロマンス」 作品38の第3曲「ひなぎく」を20世紀の大ヴァイオリニスト、クライスラーが編曲したものです。こちらも20世紀の大ヴァイオリニスト、ハイフェッツ晩年の演奏です。

ラフマニノフにはこのほかに数々の名曲がありますが、私もまだ十分には探求しておりませんので、今年はラフマニノフをテーマに色々な曲を聴き込んでいきたいと思います。

VOCES8

2022年12月28日(水曜日)

今年もあと数日を残すのみとなりました。今日の午前で今年の診療を終了し、ほっと一息しているところです。

今日はエルガーの雰囲気かなということで、セレナーデからぼんやりとYouTubeを見ていますと、エニグマ変奏曲が流れてきて、その次にコリン・デイビス、ロンドン交響楽団による同じ曲の第9変奏、ニムロッドが流れてきました。ニムロッドはとても感動的な曲で、単独でも演奏されることも多く、色々な記念式典でも使われることが多いそうです。2013年にギリシャ国立交響楽団が政府の財政難のために解散となり、最後に演奏したのもこの曲でした。

話が少し逸れてしまいましたが、やはりこんないい曲は楽譜を見ながら聞こうと、imslpの楽譜を見ながら、次の動画を探していると、ヴォーカルグループによるニムロッドがリストアップされていて、ちょっと面白そうかなと興味本位に聞き始めました。聴き始めて初めての音が出た瞬間、もうびっくり、アンサンブルは完璧で、その後の音楽もニムロッドの高貴な精神を歌い上げた超名演でした。こんなグループがあったのか、もっと早く知っていればよかったと思うと同時に、たった8人でオーケストラの団員100人の力に勝るとも劣らない、人の声の力の凄さを実感しました。

このグループの名はVOCES8、イギリスの8人組のアカペラグループで、元々ルネッサンス期の音楽を演奏するグループのようです。その後、スタンダードはてはサイモンとガーファンクルなどのポピュラーにまで範囲を広げて歌っているようです。

以前にもこのブログに取り上げたThe Singers Unlimitedなきあと、それを引き継ぐようなアカペラのボーカルグループがないなと嘆いておりましたが、今日、突然、素晴らしいアカペラのグループを発見することができ嬉しい限りです。The Singers Unlimitedと同様、ポピュラーの曲の編曲も素晴らしく、本当にいいグループを探し当てることができました。今年一番の収穫かもしれません。

次にアップする曲はLondon by Nightです。この演奏はThe Singers UnlimitedのGene Pueringの編曲を使っていて、彼らはどこかでThe Singeres Unlimitedの影響を受けているのだと思います。

同じ編曲のThe Singers Unlimitedによるオリジナルバージョンです。

こちらもまた、同じ編曲とはいえポピュラー寄りの違ったテイストですのでぜひ比べて聴いてみてください。アカペラのグループを一つの線に並べた時にThe Singers Unlimitedよりかなりクラシック寄りに位置付けられ、The King’s Singersとほぼ同じかややポピュラー側によったグループだと思います。

VOCES8の清らかな歌声を聴きながら、今年を締めくくり、皆様の新年のご健勝をお祈りしたいと思います。

前田妃奈さん「第16回ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際ヴァイオリン・コンクール」で優勝

2022年11月19日土曜日

2022年10月7日から21日かけて行われた第16回ヘンリク・ヴィエニャフスキ国際コンクールで日本の前田妃奈さんが優勝しました。コンクールの模様はYouTubeで配信されていましたので、ちょっとだけ覗いてみたら前田妃奈さんがちょうどブラームスのヴァイオリン協奏曲を弾いていました、ちょっと覗くだけのつもりでしたが、第1楽章のヴァイオリンソロの始まりの部分を聞いてとても素晴らしい演奏に惹きつけられ、そのまま、曲の最後まで聞いてしまいました。ちょど聴き始めの第1楽章のヴァイオリンのソロの開始の部分、2オクターブ以上をまさに火のように上昇、下降する音型をしっかりを足を据えて、上半身は微動だにせず、少し顔を揺らしながら弾いている姿は20世紀の大ヴァイオリニスト、ダヴィッド・オイストラフとそっくりに見えました。

彼女の音楽はビブラートがとても綺麗で音が魅力的です。緩やかなテンポでヴァイオリンが歌うときの音楽の表情がとても美しい。それよりも何よりも彼女の音楽には強い説得力があり、彼女の感じた音楽の精神がヴァイオリンの音に乗せて聴衆にまっすぐに伝わるところがすごいと思います。彼女の中に音楽がいっぱい詰まっているからだと思います。将来がとても楽しみです。

以下のYouTubeのリンクから彼女の音楽をぜひお聞きください。

まずは本選のブラームスのヴァイオリン協奏曲。これはとても素晴らしい演奏です。演奏後、前田さん、聴衆、指揮者、オーケストラのメンバー、みんなの幸福な表情がこの演奏の素晴らしさを伝えていると思います。

ちなみにこの演奏で使われていたのはストラディヴァリウス1715年製ヴァイオリン「ヨアヒム」だと思われます。この協奏曲の作曲に深く関わり、またこの曲の初演者であるハンガリーのヴァイオリン奏者ヨーゼフ・ヨアヒム(1831-1907)が所有していたことから「ヨアヒム」と名付けられています。ヨアヒムの所有した3挺の1715年製のストラディヴァリウス・ヴァイオリンのうちのひとつで、ヨアヒムはブダペストでこのヴァイオリンを購入し、ヨアヒムの死後、ヨアヒムの兄弟の孫娘で、ヨアヒムからヴァイオリンのレッスンを受けていたアディラ・ダラーニ(d’Aranyi)に遺贈され、アディラはアレクサンダー・ファッチーリ氏と結婚し、それ以来、このヴァイオリンはファッチーリ家が所有、日本音楽財団が2000年9月にファッチーリ家からこの楽器を購入、2022年8月31日から、前田妃奈さんへ貸与されました。これも何かの縁ですね。(https://www.nmf.or.jp/instruments/post_283.html

次は、コンクールの名前になっているヴィエニアフスキの協奏曲第2番。これも素晴らしい演奏ですが、曲そのものがやはりブラームスには敵わないですね。

次はモーツアルトのシンフォニアコンチェルタンテ

次の2つの動画はソロ及びピアノとの共演で1次予選と2次予選の映像です。

彼女が13歳の時のバッハの協奏曲2番です。この頃からはすでに素晴らしいヴァイオリニストですね。

このほかにもYouTubeを「Hina Maeda」で検索すると、多くの動画がアップされています。ぜひ、お聞きいただき、彼女を応援していただければと思います。

ちなみに彼女のTwitterを見ると20歳の女子大生らしい言葉が並んでいて、さらに親近感が湧くと思います。(https://twitter.com/HinaMaeda_vn

音楽に寄せて

2022年7月3日(日曜日)

今日は久々差し迫った仕事もなく、朝からのんびりとYouTubeを見ております。私は音楽関連、歴史関連、食べ物関連の動画をよく見ます。YouTubeを検索しますと、この数年間、これまで見ることのできなかったような珍しい曲や演奏の動画が加わったり、医学関連でいうと一般向けの内容だけでなく、専門家が視聴するようなコンテンツが激増しており、充実が著しいと思います。

今回はその中から最近注目している車田和寿さんの「音楽に寄せて」というシリーズを紹介したいと思います。https://www.youtube.com/channel/UCfMU7OwDiMZ5yUOZ_dHlCwQ

(車田さんのブログは以下のリンクです。https://kazuhisakurumada.com

車田さんは国立音楽大学声楽家を卒業後、都立高校音楽科教諭として4年間勤務後退職して渡独。ブレーメン芸術大学を卒業後、現在、ドイツでオペラ歌手として活躍中とのことです。

このシリーズには1本20分から30分の動画が130本以上あり、名曲を紹介する楽曲解説シリーズ、オペラ解説シリーズ、作曲家を紹介する作曲家紹介シリーズ、演奏家を紹介する大演奏家紹介シリーズなどからなっております。それらのシリーズの中で私のお気に入りは音楽談話シリーズです。このシリーズでは「音楽が伝えるものとは?」、「演奏家の失敗ゆるせますか?」、「クラシック音楽が難しいと感じてしまう理由」、「音楽における解釈って何?」、「芸術性の高い演奏とは?」などプロの声楽家ならではの話を聞くことができとても興味深い内容で勉強になります。今朝も「音大の危機!?音楽を学びたい学生が減ってしまった理由とは?音大生を増やすにはどうすれば良い?」と言う動画を見ましたが、日本の音楽教育の問題(ひいては日本の教育全般の問題としても捉えることができると思いますが)を鋭く論じていました。

すでにクラシック音楽が好き、あるいはこれからクラシックを聞いてみようと言う方にお勧めのチャンネルだと思い紹介させて頂きました。

GW中のお散歩

2022年5月3日(火曜日)憲法記念日

湿度も低く、花粉も落ち着き、爽やかな五月晴れの朝を迎えることができました。せっかくの天気なので近所のお庭を散歩しました。木々の若い緑が鮮やかで、紫のツツジがちょうど盛りを迎え、前回はまだ咲いていなかったジャーマンアイリスが咲いていました。

本当にいい季節になりました。こういう日が続くといいですね。

ストラヴィンスキーのプルチネラ

2022年1月2日(日曜日)

新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

今回は私の大好きなストラヴィンスキーのプルチネラを取り上げたいと思います。

ストラヴィンスキーは20世紀を代表する作曲家ですが、キャリアの途中から古典的な作風に変化し、新古典主義時代と言われています。その皮切りの曲がプルチネラです。

私が大学生時代にはこの曲はイタリアの作曲家ペルゴレージの原曲をストラヴィンスキーが掘り起こし、それを編曲したものと言われて、楽曲の説明にもそのように書かれておりました。どの曲も素敵な曲であり、無名の曲を掘り起こしていることからストラヴィンスキーというのは有名になってからも陰で地道な研究をしているんだなと感心しておりました。

しかし、その後、原典に対する研究が進み、現在ではペルゴレージ、ドメニコ・ガロ、ウニコ・ヴィルヘルム・ファン・ヴァッセナール、アレッサンドロ・パリゾッティ、フォルトゥナート・ケッレリなど複数の作曲家の18世紀初頭の曲を編曲したものであることがわかってきました。また、ストラビンスキー自身ではなく、この曲の依頼主、ロシアバレー団の主宰者セルゲイ・ディアギレフ及びバレー団の振付師レオニード・マシーンがペルゴレージの曲でバレーを作るというアイディアを出し、その上に、ナポリ音楽院の図書館から素材となる18曲を選び出し、それをストラヴィンスキーに渡した上で製作を依頼をしたことが明らかになってきました。

最近、YouTubeでこの原典をストラヴィンスキーの曲の順番に並べた動画がアップされております。

以下の動画はストラヴィンスキーのプルチネラです。原典と聴き比べていただくとストラヴィンスキーの工夫、また、それぞれの時代の聴衆、精神、嗜好の変化がお分かりいただけるかと思います。すぐ下の動画では譜面を見ることができます。

いかがでしたでしょうか?皆様原典とストラヴィンスキーの編曲とどちらが気に入りましたでしょうか?

末筆になりますが、皆様のこの一年の健康をお祈りいたします。

青天を衝け

2021年11月3日(水曜日)文化の日

今日は録画してあったNHK大河ドラマ『青天を衝け』を見ました。テーマ曲も気に入っていて、尾高忠明指揮、NHK交響楽団の演奏です。

尾高忠明さんは若い頃からNHKのクラシック番組に演奏者や司会としてよく出演しており、著名な指揮者でした。その後、BBCウェールズ交響楽団の主席指揮者となり、日本でのTVへの出演は少なくなりました。

『青天を衝け』のオープニングを見ていて、久々の尾高忠明さんの指揮ということでやっぱりいい演奏だなと毎回そう思いながら聞いていました。

ところが、今日、その尾高忠明氏が吉沢亮さん演じる主人公渋沢栄一と田辺誠一さん演じる栄一の従兄弟尾高惇忠それぞれの曾孫ということを知り(https://www.tokyo-np.co.jp/article/95607)びっくりしました。確かに尾高だ。

YoutubeにNHKのメイキング及びメインテーマ全曲の動画がありました。(https://www.youtube.com/watch?v=Bb-MLoJF290