バート・バカラック アルフィー

2013年8月25日日曜日

 私が子供の頃、ある日、TVを見ていておそらくアメリカのショー番組だと思いますが,スティーヴィー・ワンダーがアルフィーという歌を歌っていました.その歌が心に残り、スティーヴィーのレコードを探しましたが,アルフィーを見つける事は出来ませんでした.そして、アルフィーは次第に記憶から薄れて行きました.

 今日、チェロアンサンブル008というチェロ8台のグループの演奏会に行きました.たまたま、知り合いから「コンサートのチケットがあるけど、行く?」と言われ,チケットを頂き,行くことになりました.

 演奏会は前半はクラシックの曲のチェロ合奏編曲もの、後半はポピュラーのチェロ合奏編曲ものという構成でした.

 前半のプロコフィエフ「ロミオとジュリエット」、リムスキー・コルサコフの「シェエラザード」、ムソルグスキー「展覧会の絵」はいずれもオーケストラの曲ですが,とても素晴らしい編曲でチェロ8本の統一性のある音色の良さを生かしつつ、オーケトラでのそれぞれの楽器の色彩感、迫力、盛り上がりをうまく表現した演奏で、大変感動しました.

 プログラムは後半になり、「ルパン三世」、「上を向いて歩こう」と素晴らしい編曲で大変楽しく聞いておりました.

 次の曲がなんと、子供の頃に1回聞いたきりそのままになっていた「アルフィー」でした.演奏が始まる前にリーダーの方からこの曲がバート・バカラックの曲である事、バカラックのことはある年齢以上でないと知らないであろう、自身もバカラックのことは知らず、編曲者からこの曲を薦められ,作曲者が84歳の時のピアノ弾き語りの映像を見てとてもいい曲だと思ったなどというお話がありました.いよいよ演奏が始まり、メロディーが聞こえてくると、40数年前の子供の頃の記憶が蘇り、その時の感動そのままの素晴らしいメロディー、素晴らしい演奏で思わず涙腺が熱くなるのを感じました.

 アルフィーの後も素晴らしい演奏が続き、楽しいアンコールまであって演奏会は終わりました.

 家に帰り、グループのリーダーの方が話されていたバカラック84歳の自作自演の映像を見ようと思い,YouTubeで探し出しました。

こちらはもっと若い時の弾き語りですが、歌詞の訳が字幕で出ます 

その素晴らしい歌に再び感動し,子供たちに今日はこの曲を40数年ぶりに聞いてとても良かった事、その時はスティーヴィー・ワンダーが歌っていたけれどなどと話していると、別なノートパソコンを見ていた長男がスティーヴィー・ワンダーの演奏があるよと言うではないですか.

それを聞いたら、まさに、メロディー、歌声、ハーモニカの音までも40数年前に聞いた時と全く重なり合い、再び涙腺が熱くなってしまいました.

 という訳で、「アルフィー」ですが、今日のチェロアンサンブル008の方々の演奏も素晴らしかったし、バカラックの自作自演も素晴らしいし、スティーヴィー・ワンダーの歌もとても素晴らしく、いずれも甲乙付け難い名演奏で、今日は本当に幸せな一日でした.

 追伸

この曲は元々1966年の映画 Alfie のために書かれました。しかし、映画会社の意向で本編の中ではなく、エンドクレジットで使われることになり、当初この曲を歌っていたCilla BlackではなくCherが歌うことになりました。

この曲をはじめに歌い、実際にヒットしたのはCilla Blackによるものです。彼女の歌は、とても感情のこもった歌唱で感動的です.お勧めします.

最後にバカラックお気に入りのDionne Warwickによるもの。ちなみに後ろに写っているのは映画のAlfie役Micheal Caineの写真です。YouTubeにはDionne WarwickのAlfieのいろいろなバージョンがアップされていますが、私のチョイスはこれでした。Dionne Warwickの中での聴き比べも楽しいです。

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