山川健次郎の生涯

2008年11月4日火曜日

明治を生きた会津人 山川健次郎の生涯 白虎隊士から帝大総長へ
星亮一 筑摩書房 ISBN 978-4-480-42383-2

今年は、ノーベル賞を日本人4人(南部陽一郎氏は米国籍ですが、そうはいってもやはり日本人でしょう)が受賞し、暗いニュースの多い中、多くの日本人が元気をもらったことと思います.その中の一人、南部陽一郎氏の源流ともいえる、東京大学の物理学の開祖がこの山川健次郎です.とはいっても、この本は、物理学者としての山川健次郎を描くのではありません.山川は1歳若かったために白虎隊には入れず、それゆえ幕末を生き残こりました.しかし、会津藩の人々は賊軍として、薩長が牛耳る藩閥政治の明治時代にさまざまな苦難を受けます.山川はそのような状況の中で学者としての頂点である、東京帝国大学の総長を2回つとめることになるのです.本書では山川のみならず、会津の人々の幕末から明治にかけての苦難が描かれ、涙なくしては読めない本です.それゆえ、決して人前ではなく、そっと一人で読んで頂きたいと思います.山川のような人間に私は憧れ、またそうなりたいと思います.皆さんは如何でしょうか?

東大理学部小柴ホールの正面に山川健次郎氏の銅像があります。小柴ホールには小柴氏、梶田氏のノーベル賞の賞状とメダル(レプリカだとは思いますが。ちなみにノーベル財団から1人3個までメダルのレプリカが作ってもらえるそうですのでその中の1個なのでしょうか?)が見られます。

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