週刊文春の表紙あるいは和田誠氏のイラスト

2019年12月11日

クリニックで待合室の雑誌として週刊文春を置くようにしております。その1冊の表紙がアブストラクトの絵画のようですが、何か心に引っかかりました。(それが上の絵です。)

よく見ていただくと黄色い線の中にはFREMONT STREETなど、どうも通りの名前と思われる文字が書かれています。もっとよく見ると真ん中の白い図形の中にO.K. CORRALと書いてあります。

OK牧場と気が付いていただけましたか?

もっとよく見るとDoc HollidayとかWyatt Earpとか小さく書いてあり、映画「OK牧場の決闘」の舞台や登場人物の配置のイラストであることがわかると思います。

OK牧場がこんな形をしていたということに初めちょっとびっくりしました。もっともcorralは牧場と訳されていますが、英語の辞書では「牛や馬を一時的に入れる柵がこい」とのことなのでこの形であったり、周囲の店々の間に存在することが納得いきます。現在で言えば駐車場のようなものなのでしょうね。

各登場人物がこんな風に配置されていたこと、牧場に隣接する店々の名前など、細かく見て行くうちにこのイラストの仕組みが分かってきて、とても楽しくなりました。

そこで、映画のロケーション、人物の配置図が何でこんなに楽しいのかちょっと考えて見ました。

皆さんも鉄道模型とかジオラマに心惹かれた経験があるのではないでしょうか?私の結論としてはジオラマを2次元化し、その中の各パーツを抽象化するとこのイラストになるのではないかと考えました。

江戸切り絵図を見て昔の江戸の姿を想像したり、サザエさんの家の構造から磯野家の様子を想像したり、小津安二郎の東京物語に登場する家の構造を考えて登場人物がどのように生活しているかを考える本が色々出版されていたと思いますが、それら全てがジオラマのもつ楽しみに共通する楽しみであると思います。

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