福島第一原発事故について思うこと

2011年5月1日日曜日

久しぶりのブログの更新になります.
この間、3月11日の東日本大震災がありました.被災された方々には本当にお気の毒なことだと思い、また、復興に携わる皆様の懸命の姿に感動しております.
今回の震災の事態のあまりの重大さにつけ、何かを書くことが自分の底の浅さを露呈するのではないかと思い、今日まで更新できませんでした.でも、今、とてもおかしいと思うことがあり、本日更新することにしました.
震災以来、いろいろのメディアでいろいろな人がいろいろな意見、賞讃、批判などを述べています.主には現在の政府、東京電力の対応、情報公開、復興への道筋、被災した方達、支援する方達の行動について等だと思います.それらについては、それぞれなるほどと思わせられるものがあります.
しかし、なぜか特にマスメディアではあまり語られていないことがあると思います.それは、ひとことでいえば過去の原子力行政についてです.なぜ各電力会社が原子力発電に力を入れてきたのか、安全対策は誰が策定し、どうして、従来の安全対策で十分とされたのか、そのような検証作業が全くなされていないと思います。
日本人は、現在目の前のことについて、あるいは表面のことについて、ああだこうだいうことはしますが,その根本の原因について深く考える、あるいは、過去にしてきたことのどこが間違っていたのかを考えるということが苦手なのでしょうか。あるいは、そうすることがマスメディアにとっては都合の悪いことになるからでしょうか.
イギリスではイラク戦争の参戦の是非、決定過程について、イラク戦争委員会を設け、当時のブレア首相まで呼び寄せて、間違いはなかったのか徹底的に検証して、将来の政策決定の際に再び間違いを繰り返さないという強い決意のもとにすべてを白日の下にさらしています.
日本もこのような姿勢に学んで、過去の原子力行政についての調査委員会を作り、徹底的な検証作業が必要だと思います.

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