おもしろ俳句

2009年5月19日火曜日

 先日、NHKで金子兜太が宗匠、いとうせいこうが司会で「日本ナンダコリャこれくしょん 今度は俳句だ!」という番組がありました.この番組に興味を覚えた方は多いようで、ネットにもいろいろな感想が見つかりますが.私も大変楽しく拝見しました.登場した句は大変面白いものばかりですので今後の記憶にとどめるため以下に記しました.一句一句が突飛ですが、よくよく読むとなかなか深い意味が隠されており、皆さんもきっと楽しめると思います.

 出演者
いとうせいこう, 金子 兜太, 假屋崎省吾, 高橋源一郎, 冨士眞奈美, 吉行 和子, 明川 哲也, 大宮エリー, なぎら健壱, 南海キャンディーズ, 箭内 道彦

一巡目
福助のお辞儀は永遠に雪が降る     鳥居真理子
唇は黒いマスクの下に惜しげもなくなくふる雪で必死の暮しも阻む冬はなほ更に思う 橋本夢道
じゃんけんで負けて蛍に生まれたの 池田澄子
足のうら洗へば白くなる  尾崎放哉
青蛙おのれもペンキぬりたてか  芥川龍之介
露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す  西東三鬼
性格が八百屋お七でシクラメン  京極杞陽
粉屋が哭く山を駆けおりてきた俺に  金子兜太
法医學・櫻・暗黒・父・自瀆   寺山修司
夜のダ・カポ ダ・カポのダ・カポ 噴火のダ・カポ   高柳 重信

二巡目
とととととととととと脈アマリリス   中岡敏雄
ワタナベのジュースの素です雲の峰   三宅やよい
噴水や戦後の男指やさし  寺田京子
戦争が廊下の奥に立ってゐた  渡辺白泉
春は曙そろそろ帰ってくれないか  櫂美千子
まっすぐな道でさみしい  種田山頭火
鞦韆〔ブランコ〕は漕ぐべし愛は奪ふべし  三橋鷹女
栃木にいろいろ雨のたましいもいたり   阿部完市
魔がさして糸瓜となりぬどうもどうも  正木ゆう子
夏みかん酸っぱしいまさら純潔など  鈴木しづ子

 如何でしょうか?皆さんの気に入った句があったでしょうか?
 ちなみに、今日は私の叔母の1周忌に当たります.叔母は埼玉の生まれで、俳人の金子兜太の姪になります.最近、テレビの俳句の番組で金子兜太の姿を見ることがますます多くなっています.金子兜太は90歳になっても、あるいは90歳だからこそ周囲に何の遠慮もなく、思うままに語れるのでしょうか?自分も早くそのような境地になりたいものだと思います.

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